こんにちは、むんちゃです。
この記事では、TOEICを初めて受験する人や1、2回受験したものの、思うようなスコアを取れなかった人向けに
TOEICのリスニングセクションを短期間で上げる方法を紹介します!
私がTOEICを初めて受験したのは、社会人1年目の時でした。
その時のスコアは、300点(リスニングは100点)まったくダメダメでした。。。
その後は、仕事で海外の仕事する機会が6年くらいあって、
英語のメールを送ったり、出張して現地スタッフと英語でコミュニケーションを取ったり出来ていたので、
それなりに英語は出来るようになったのでは!?と自負していました。
その後、会社の人事制度が変わり、昇進の条件としてTOEICのスコアも必須になり
10数年ぶりにTOEICを受験することになったんです。
受験対策などせずに臨んだところ、400点(リスニングは200点)。。。。
大して出来るようになっていない、、、散々な結果でした。
私の英語レベルが分かったところで、同じようなスコアの方や初めて受験する方向けに
ここからは600点を目指して勉強中の、私の学習法を紹介していきたいと思います。
TOEICリスニングセクションの各パートの問題形式
まずは、TOEICのリスニングセクションの各パートの問題形式を紹介します。
一度受験したことのある方は読み飛ばしを推奨します。
リスニングセクションはPart1からPart4までの100問あります。
Part1は写真描写問題(6問)
1枚の写真について、4つの短い説明文が1度だけ読まれます。説明文は印刷されていません。
4つのうち、写真を最も的確に説明しているものを選び解答用紙にマークします。
Part2は応答問題(25問)
1つの質問または文章と、それに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ読まれます、質問も文章も印刷はされていません。
設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークします。
Part3は会話問題(39問)
2人または3人の人物による会話が1度だけ読まれます。会話自体は印刷されていませんが、設問と解答は問題用紙に印刷されています。
会話を聞いて設問と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークします。
会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もあります。
各会話には設問が3問ずつあります。
Part4は説明文問題(30問)
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ読まれます。
トーク自体は印刷されていませんが、設問と解答は問題用紙に印刷されています。
各トークを聞いて設問と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークします。
トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もあります。
各トークには質問が3問ずつあります。
リスニングセクションの試験時間
リスニングセクションの試験時間は約45分です。
リスニングスコアを上げるために重要な心構え
リスニングスコアを短期間で上げるために重要な心構えを4つ紹介します。
リスニングの心構え
- 英語と日本語の違いを理解する
- 全部聞き取れなくても良い
- リスニングは出だしが肝心
- 強く言っているところは大事な箇所
①英語と日本語の違いを理解する
英語と日本語の違いは、
英語は話す人任せ。日本語は聞く人任せ。
英語は話す人の主体的な言葉です。
英語はほとんどの場合、文頭に主語、そのあとに動詞(またはbe動詞)と続くので、
発信者が何を伝えようとしているのか、メッセージがはっきりわかります。
例えば、
I like cats.なら「私は猫が好きだ」
He don’t like cats.なら「彼は猫が嫌いだ」
のように誰がどうなのか、すぐにわかります。
一方、日本語の場合は主語がなくても文章が成り立ちます。
オリンピックで金メダルを取った。
という文章を見てみても、誰が、は聞く人が推測するしかありません。
阿部一二三かもしれないし、阿部詩かもしれないし、話している人なのかもしれないのです。
英語には必ず、主語と述語があり、聞いている人が推測する必要がなく、
話し手からの具体的なメッセージがある、ということです。
つまり、文章の構造とキーワードとなる単語がわかりさえすれば、英語は(日本語よりも)シンプルでわかりやすい言葉なのです。
②全部聞き取れなくても良い
試験中、読み上げられる文章を全部聞き取ろうとしていませんか?私もそうでした。
でも、普段の日本語での会話が全部聞き取れているか、というとどうでしょうか?
電車の中のように周りに騒音があっても、ところどころ聞こえてくる単語から、相手の言おうとしていることが
だいたいわかることがありますよね。
英語も一緒です。
始めのうちは無理でも、英語の学習を進めていくうちに、全部聞き取れなくても
だいたいどんなことを言おうとしているのか、わかるようになってきます。
全部聞き取れなくてもだいたいわかる
というのを知っていると、あわてずに文章を聞くことができるようになっていきます。
③ リスニングは出だしが肝心
英語と日本語の違いの中で、一番大きいものは語順だと思います。
日本語の特徴は、前置きがあって、最後に結論がくるので、文章は最後まで聞かないと分かりません。
一方で英語は
重要なことや結論が先、理由などは後。
です。先ほどの
I like cats.なら「私は猫が好きだ」
He don’t like cats.なら「彼は猫が嫌いだ」
のように、日本語は最後まで聞かないと、好きなのか、嫌いなのか、が分かりませんが、
英語は主語の後の動詞ですぐにわかりますね。
④強く言っているところは大事な箇所
英語は、話し手が伝えたい大切なところだけ強く発音する特徴があります。
先ほどの全部聞こえなくても良い、というのはこのことでもあります。
言い方を変えると
はっきり聞こえることだけが重要
なんです。
つまり、強く発音される言葉が聞き取れれば、話し手が聞き手に伝えたいことは予想できます。
聞こえる単語にだけ注意を払えばいいんです。
リスニングスコアを上げるための学習教材
私が使っている学習教材を3つ紹介します。
世界一わかりやすいTOEIC L&Rテスト総合模試1[600点突破レベル]
模試形式の教材です。リスニングセクション、リーディングセクションの両方入っているのでオススメです。
模試2回分(400問)でリスニングセクションは200問分入っています。
800点突破レベルもあるのですが、私にはまだ早いです(笑)
音声CDも付属されており、解答・解説編には、読み上げられている文章も記載されています。
また、解説文も分かりやすくてオススメです。
例えば、聞き取りのポイントだったり、実際にはどう聞こえるか、をカタカナで表記したりしています。
問題文を繰り返し何度も聞くことで、確実にリスニング能力が向上します。
アプリ AI TOEIC リドチューター
無料で使用できるアプリです。別の記事でも紹介しています。
TOEICの各パートの講義、問題、単語学習が一つのアプリでできます。
アプリ 英単語アプリ mikan
こちらも別記事で紹介したアプリです。
単語の学習用に使用しています。発音も聞くことができます。
まとめ
最後にまとめです。
リスニングに重要な心構えを4つ紹介しました。
リスニングの心構え
- 英語と日本語の違いを理解する
- 全部聞き取れなくても良い
- リスニングは出だしが肝心
- 強く言っているところは大事な箇所
これを意識して、学習を進めることでリスニングスコアを上げることができます。
紹介した学習教材もぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!