うつ病で退職すると、
- 毎日何をして過ごせばいいのか
- このまま働けなくなるのではないか
- 社会復帰できる日は来るのか
と不安になる方も多いと思います。
私も40歳でうつ病が再発して退職し、約21か月の無職期間を過ごしました。
当時はほとんど外出できず、「もう二度と働けないかもしれない」と感じていました。
しかし、休養・通院・就労移行支援を続けた結果、現在は再就職して働いています。
この記事では、私が無職期間21か月をどのように過ごしたのかを時系列で紹介します。
今まさに無職期間を過ごしている方の参考になれば幸いです。
目次
私が無職になった経緯
40歳のとき、うつ病が再発しました。
この再発で合計4回目となる休職を経験し、復職も検討しましたが、最終的に退職を選びました。
当時は心身ともに疲れ切っており、
「働きながらではなく、治療だけに専念しよう」
と考ました。
しかし、退職後は想像以上に不安な毎日が待っていました。
退職直後は解放感と不安が入り混じっていた
「もう会社に行かなくていい」
という安心感がありました。
一方で、
「これからどうやって生活していくのだろう」
という生活やお金の不安も強く感じていました。
毎日が長く感じた
会社員時代は仕事中心の生活でした。
しかし無職になると時間が大量にあります。
何も予定がない日々は想像以上に長く感じました。
寝たきりで体力も集中力も落ちていて、何から行動してよいかわかりませんでした。
無職期間前半(1〜8か月)は休養を最優先にした
退職後しばらくは、社会復帰よりも休養を優先しました。
今振り返ると、この期間はとても大切だったと思います。
とにかく寝て過ごした
当時は疲労感が強く、ほとんど何もできませんでした。
無理に頑張ろうとせず、
- 寝る
- 食べる
- 通院する
ことだけを意識していました。
焦って就職活動はしなかった
無職になると焦りが出てきます。
しかし、体調が回復していない状態で就職活動をしても続きません。
私はまず治療を優先しました。
退職理由がうつ病だったので、病状が寛解したことを面接で言いたかったからです。
家族の支えに助けられた
妻や娘の存在は大きな支えでした。
一人では乗り越えられなかったと思います。
気持ちが焦ってしまっても、まずはゆっくり休むことを優先できたのは家族のおかげだと思います。
無職期間中盤(9〜12か月)は少しずつ外に出るようになった

体調が少し安定してきた頃から、外出する機会を増やしました。
散歩を習慣にした
最初は近所を少し歩くだけでしたが段々と行動範囲を広げました。
一日一万歩を目標に近所の河川敷を散歩する習慣をつけました。
外に出ることで少し生活リズムが整い始めました。
少しずつ人と関わる練習をした
長期間引きこもると、人と話すこと自体が負担になります。
買い物のときや病院など、無理のない範囲で人と接する機会を作りました。
無職期間後半(13〜21か月)は社会復帰の準備を始めた

体調が安定してきた頃から、社会復帰について考え始めました。
就労移行支援に通い始めた
就労移行支援というものを知り、利用をしました。
規則正しい生活を送りながら、
- セルフケア訓練
- 資格学習
- 面接練習
などを行いました。
働くための体力づくりをした
働くためには体力も必要ですが、散歩の習慣だけでは足りないと感じていました。
毎日決まった時間に起きて通勤し、一定の時間を過ごし帰宅する、ことが働くための体力づくりになりました。
主治医から寛解と言われた
就労移行支援に通う中で、主治医から寛解と言われました。
私にとって社会復帰への大きな転機でした。
関連記事:
→「主治医から寛解と言われた日|私が再就職活動を始めたタイミング」
無職期間21か月を振り返って思うこと
無職期間中は、
「何も進んでいない」
と感じることが何度もありました。
しかし今振り返ると、
- 休養する
- 通院する
- 散歩する
- 就労移行支援に通う
これらすべてが社会復帰への準備だったと思います。
回復には時間がかかります。
焦らず、一歩ずつ進むことが大切だと感じています。
まとめ
うつ病で退職した私の無職期間13か月は、次のような流れでした。
- 前半は休養に専念
- 中盤は生活リズムを整える
- 後半は社会復帰の準備を開始
- 就労移行支援を利用
- 主治医から寛解と言われ再就職活動を開始
- 再就職に成功
無職期間は不安が大きいものです。
しかし、休養も社会復帰への大切なプロセスです。
今は先が見えなくても、少しずつ回復していけば道は開けると思います。