「就労移行支援では資格取得を目指した方がよいのだろうか」
「就労移行支援に通いながら勉強する人は多いのだろうか」
そんな疑問を持つ方もいると思います。
私は40歳でうつ病が再発し、退職を経験しました。
その後、約13か月の引きこもり生活を経て、就労移行支援に通い始めました。
当時の私は再就職への不安が大きく、「無職期間に何をしていたのですか?」という面接での質問に答えられる自信がありませんでした。
そこで取り組んだのが資格取得の勉強です。
この記事では、私が就労移行支援で資格取得を目指した理由や、勉強を通して得られたことについて体験談としてお伝えします。
目次
私が資格取得を目指した理由

就労移行支援に通い始めた頃、私には大きな不安がありました。
それは再就職活動です。
無職期間に何をしていたか聞かれると思った
会社を辞めてから長期間働いていませんでした。
そのため、面接では必ず無職期間について聞かれると思っていました。
私は、
- 毎日何となく過ごしていました
- 家で休養していました
だけでは説得力が弱いと感じていました。
何か形として残るものが欲しかったのです。
面接で話せる実績が欲しかった
再就職活動では、
「社会復帰に向けて何をしてきたのか」
を説明する必要があります。
私は資格取得をその一つの実績にしたいと考えました。
資格そのものよりも、
- 目標を立てた
- 継続して勉強した
- 試験に合格した
という過程に意味があると思ったからです。
勉強する習慣を取り戻したかった
長期間無職になると、生活リズムだけでなく勉強習慣も失われます。
再就職後は、
- 業務を覚える
- 新しい知識を学ぶ
- 資料を読む
といった場面が増えます。
そのため私は、働く準備として勉強習慣を取り戻したいと考えました。
就労移行支援で勉強できる環境を探した
私は就労移行支援を選ぶ際、自習できる環境を重視しました。
自習時間を確保できる事業所を重視
事業所によってプログラム内容は大きく異なります。
私の場合は、
- 資格勉強
- 求人検索
- 応募書類作成
に時間を使いたいと思っていました。
そのため、自由度の高い事業所を探しました。
ココルポートを選んだ理由
私が利用したのはココルポートでした。
ココルポートは比較的自由度が高く、自分で学習内容を決めることができます。
私にとってはその環境が合っていました。
決められたプログラムだけでなく、自分で計画を立てて勉強できたからです。
自分のペースで勉強できた
うつ病からの回復途中では無理は禁物です。
体調によって集中できる日もあれば、そうでない日もあります。
そんなときには、ココルポートのプログラムに参加したりもしながら
自分のペースで学習できる環境だったことは大きなメリットでした。
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実際に勉強した内容と取得した資格

ここでは実際の勉強についてお話しします。
資格勉強を始めた頃の状況
最初は長時間集中することができませんでした。
30分勉強するだけでも疲れていました。
そのため、
- 毎日通所する
- 少しずつ勉強する
ことを目標にしました。
毎日の勉強スケジュール
私の場合は、
- 午前:資格勉強
- 午後:資格勉強や就職活動準備
という形で過ごしていました。
会社勤務を想定しながら、一日を通して机に向かう練習にもなりました。
取得した資格
私は就労移行支援に通っている間に簿記3級と2級、TOEIC835を取得できました。
資格そのものが再就職を保証するわけではありません。
しかし、
- 学習を継続できた
- 合格という成功体験を得られた
ことは大きな自信につながりました。
資格取得を通して得られたもの
今振り返ると、一番の収穫は資格そのものではありませんでした。
勉強を続けられた自信
うつ病になると自信を失います。
私もそうでした。
しかし勉強を続けて合格できたことで、
「自分にもまだできることがある」
と思えるようになりました。
集中力の回復
勉強を続けることで集中力も少しずつ戻ってきました。
これは再就職後にも役立っています。
働く準備ができている感覚
毎日通所しながら勉強することで、
- 決まった時間に起きる
- 長時間座る
- 課題に取り組む
という練習ができました。
働く準備として非常に意味があったと思います。
資格取得は再就職にどう役立ったのか

資格取得の経験は再就職活動でも役立ちました。
面接で話す材料になった
面接では、
「無職期間中に何をしていましたか?」
と聞かれることがあります。
私は資格勉強について話しました。
具体的な行動を説明できたため、自信を持って答えられました。
無職期間を前向きに説明できた
単なる空白期間ではなく、
「社会復帰に向けて準備していた期間」
として説明できたことは大きかったです。
再就職後にも勉強習慣が活きている
現在の仕事でも学ぶ機会はたくさんあります。
就労移行支援で身につけた勉強習慣は今でも役立っています。
入社後はQC検定2級を取得、現在は電験三種取得のために勉強を続けています。
就労移行支援で資格取得を目指す人へ
最後に私からお伝えしたいことがあります。
資格取得が目的にならないようにする
資格取得は手段です。
最終的な目的は再就職や職場定着です。
資格だけにこだわり過ぎないことが大切だと思います。
無理のないペースで続ける
体調を崩してしまっては意味がありません。
焦らず、自分のペースで続けることをおすすめします。
再就職に向けた準備として考える
勉強を続けることで、
- 自信がつく
- 生活リズムが整う
- 集中力が回復する
といった効果も期待できます。
資格取得だけでなく、働く準備の一環として取り組むとよいと思います。
👉「就労移行支援の選び方|失敗しない7つのポイント【体験談あり】」
まとめ
私は就労移行支援で資格取得に取り組みました。
その理由は、再就職活動に向けて何か行動した証を作りたかったからです。
結果として得られたのは資格だけではありませんでした。
- 勉強習慣の回復
- 集中力の向上
- 自信の回復
- 面接で話せる実績
など、多くのものを得ることができました。
もし就労移行支援で何をすればよいか迷っているなら、資格勉強に挑戦してみるのも一つの選択肢です。
自分のペースで少しずつ前進していけば大丈夫です。