「「就労移行支援に通ってみたいけれど、どこを選べばいいのかわからない」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
私も40歳でうつ病が再発して退職し、約21か月の無職期間を経験しました。再就職を目指す中で就労移行支援の利用を検討しましたが、事業所によって支援内容や雰囲気が大きく違うことに驚きました。
結果的に私は複数の事業所を見学し、自分に合った就労移行支援を選ぶことができました。そして通所を続けながら再就職活動を行い、現在は精密機器メーカーで働いています。
この記事では、実際に利用した経験をもとに、就労移行支援の選び方で失敗しないための7つのポイントを解説します。
この記事を読むことで、自分に合った事業所を見つけるヒントが得られるはずです。
目次
なぜ就労移行支援選びが重要なのか
就労移行支援は「どこでも同じ」ではありません。
事業所によって支援方針やプログラム内容が大きく異なります。
自分に合わない事業所を選んでしまうと、
- 通所が苦痛になる
- 就職活動が進まない
- 途中で利用をやめてしまう
といった可能性があります。
反対に、自分に合った事業所を選べれば、
- 生活リズムが整う
- 自信を取り戻せる
- 再就職に向けた準備ができる
というメリットがあります。
私が感じたこと
私も最初は「どこでも同じだろう」と思っていました。
しかし実際に見学すると、
- パソコン訓練中心の事業所
- グループワーク中心の事業所
- 資格取得支援に力を入れている事業所
など特徴が大きく違いました。
自分に合う事業所を選べたことが、その後の社会復帰につながったと思っています。
失敗しないポイント① 就職実績を確認する
まず確認したいのが就職実績です。
ただし、単純に就職率だけを見るのはおすすめしません。
就職率だけでは判断しない
就職率が高くても、
- 短時間勤務が中心
- すぐ離職している
可能性があります。
数字だけでは見えない部分もあります。
定着率も確認する
重要なのは「就職した後に働き続けられているか」です。
定着率が高い事業所は、就職後のフォロー体制が整っている傾向があります。
卒業生の進路を見る
卒業生がどのような企業へ就職しているのかも参考になります。
自分の希望する働き方に近い事例があるか確認しましょう。
失敗しないポイント② 自分の目的に合っているか
就労移行支援を利用する目的は人それぞれです。
生活リズムを整えたい
まずは外出習慣をつけたい方もいます。私は引きこもり期間が8か月ありました。
就職に必要なスキルを身につけたい
パソコンスキルや資格取得を重視する方もいます。就労移行支援で教わるというよりは、独学で頑張るというイメージです。
就職活動のサポートを受けたい
履歴書作成や面接対策を重視する方もいます。
また不安な方は、事業所スタッフが採用面接に同行をしてくれたりもするので確認しましょう。
私の場合
私は再就職時に、
「無職期間中に何をしていましたか?」
と質問されることを想定していました。
そのため、
- 資格取得
- 学習習慣の定着
を重視していました。
事業所選びでも、自習時間を確保できる環境を重視しました。
失敗しないポイント③ 事業所の雰囲気を確認する
パンフレットだけではわからないのが雰囲気です。
利用者層を確認する
- 年齢層
- 障害特性
- 通所頻度
などを見ておくと安心です。
スタッフとの相性を見る
支援員との相性は非常に重要です。
困ったときに相談しやすい雰囲気か確認しましょう。
見学時の直感も大切
「なんとなく居心地が良い」
という感覚は意外と大切です。
長期間通う場所になるため、自分が安心できる環境を選びましょう。
失敗しないポイント④ プログラム内容を比較する
プログラム内容も事業所によって異なります。
パソコン訓練
WordやExcelなどの基本スキルを学べます。
資格取得支援
資格学習をサポートしてくれる事業所もあります。
私が重視したこと
私は会社で集中して仕事をする感覚を取り戻したいと考えていました。
また、再就職活動に向けて資格取得も目指していました。
そのため、
- 自習時間が確保できる
- 勉強しやすい環境がある
ことを重視しました。
<関連記事>
👉「【体験談】就労移行支援で資格取得した話|再就職に向けて勉強したこと」
失敗しないポイント⑤ 通いやすさを確認する
意外と見落としがちなのが通所のしやすさです。
自宅から遠すぎないか
片道1時間以上かかると負担になることがあります。
通勤訓練になるか
再就職後の通勤を想定することも大切です。
体調とのバランス
無理なく継続できる距離を選びましょう。
就労移行支援は継続が大切です。
失敗しないポイント⑥ 見学と体験利用をする
パンフレットだけで決めるのはおすすめしません。
必ず見学する
実際の雰囲気は現地でしかわかりません。
可能なら体験利用する
数日利用してみると、
- スタッフとの相性
- 利用者の雰囲気
- 一日の流れ
が見えてきます。
見学時の質問例
私は以下のような点を確認しました。
- 就職実績
- 定着率
- 一日のスケジュール
- 資格学習の可否
- 通所頻度
事前に質問を準備しておくと比較しやすくなります。
失敗しないポイント⑦ 自分が続けられるかで決める
最後に一番大切なのは、
「自分が続けられるか」
です。
有名な事業所が正解とは限らない
評判が良くても、自分に合うとは限りません。
自分との相性を優先する
支援内容だけでなく、
- 雰囲気
- スタッフ
- 通いやすさ
も含めて判断しましょう。
最終的には安心感だった
私が選んだ事業所の決め手は、
「ここなら続けられそう」
と思えたことでした。
結果的に継続して通所できたことが再就職につながったと思います。
私が就労移行支援を選んだ決め手
私が最終的に選んだ理由は次の3つです。
資格学習に取り組めた
再就職時に説明できる実績を作りたかったためです。
<関連記事>
👉「【体験談】就労移行支援で資格取得した話|再就職に向けて勉強したこと」
自分のペースで通所できた
徒歩10分+電車一駅で無理なく通所を継続できました。
最初は週2日から始めて、最終的には6日間(土曜はAMのみ)通所をしました。
再就職に向けた準備ができた
生活リズムの改善から面接対策まで取り組めました。
その結果、一般雇用で再就職することができました。
まとめ|迷ったらまず見学してみよう
就労移行支援選びで失敗しないためには、
- 就職実績を確認する
- 自分の目的に合うか考える
- 雰囲気を確認する
- プログラム内容を比較する
- 通いやすさを見る
- 見学や体験利用をする
- 続けられるかで判断する
ことが大切です。
私自身、複数の事業所を見学して比較したことで、自分に合う環境を見つけることができました。
就労移行支援は社会復帰への大きな一歩になります。
迷っている方は、まず見学や体験利用から始めてみてください。
就労移行支援を探している方へ
私も複数の事業所を比較してから利用先を決めました。
就労移行支援は事業所によって支援内容や雰囲気が大きく異なります。
まずは資料請求や見学を行い、自分に合った事業所を探してみることをおすすめします。