「就労移行支援は意味ない」
ネットで検索すると、
- やめとけ
- 通っても就職できない
- お金の無駄
といった否定的な意見を見かけることがあります。
私自身も40歳でうつ病が再発して退職し、約21か月の無職期間を経験しました。
その後、就労移行支援を利用して再就職しています。
結論から言うと、就労移行支援は人によって向き不向きがあります。
しかし、私にとっては社会復帰の大きな助けになりました。
この記事では、就労移行支援が「意味ない」と言われる理由と、実際に利用した私の体験談を紹介します。
私は就労移行支援を利用し、一般雇用で再就職することができました。
目次
就労移行支援が「意味ない」と言われる5つの理由

就職できない人もいるから
就労移行支援に通ったからといって必ず就職できるわけではありません。
本人の体調や就職活動の状況によって結果は変わります。
そのため、
「通ったのに就職できなかった」
という人から否定的な意見が出ることがあります。
事業所によって質に差があるから
就労移行支援事業所は全国に数多くあります。
しかし、
- 支援員の質
- プログラム内容
- 就職支援体制
には大きな差があります。
自分に合わない事業所を選ぶと満足できない可能性があります。
事前に見学や体験利用をしないと、ミスマッチが起こる可能性があります。
通うだけで満足してしまう人もいるから
就労移行支援は学校ではありません。
通うこと自体が目的ではなく、就職が目的です。
そのため、
- 遅刻や欠席が多い
- 訓練に積極的に参加しない
という状態だと成果が出にくくなります。
訓練内容が簡単だと感じる人もいるから
パソコン訓練やビジネスマナーなどは、人によっては簡単に感じる場合があります。
特に社会人経験が長い人は、
「訓練内容のレベルが低い」
と感じることもあります。
すぐ働きたい人には向かないから
就労移行支援は利用期間が最長2年です。
体調を整えながら就職を目指す制度なので、
「来月から働きたい」
という人には遠回りに感じることがあります。
私が実際に通って感じたメリット

生活リズムを整えられた
退職後は昼夜逆転気味になっていました。
就労移行支援に通うことで、
毎日決まった時間に起きて通所する習慣が身につきました。
生活リズムが整った
毎日決まった時間に通所することで、生活リズムが安定しました。
これは再就職に向けた大きな土台になりました。
再就職の準備期間を作れた
私は面接で
「無職期間に何をしていましたか?」
と聞かれたときに答えられるよう、資格取得の勉強に取り組みました。
机に向かって数時間集中する訓練になったのも大きな収穫でした。
働く感覚を取り戻せた
私にとって最も大きかったのはここです。
決まった時間に通い、
課題に取り組み、
人とコミュニケーションを取る。
こうした経験を積み重ねることで、働く感覚を少しずつ取り戻せました。
就職活動のサポートを受けられた
応募書類や面接練習など、一人では不安な部分をサポートしてもらえました。
私が感じたデメリット
事業所選びが難しい
利用前はどこを選べばいいかわかりませんでした。
見学や体験利用は必須だと思います。
自分に合う事業所を時間をかけて見つけたほうが良いです。
利用者との相性問題がある
さまざまな人が利用しているため、人間関係で疲れることもあります。
就職まで時間がかかる
すぐに働ける状態なら、直接就職活動をした方が早い場合もあります。
私の場合は「意味があった」と感じている理由
私の場合、
- 長期間の無職
- うつ病による自信喪失
- 体力低下
という状態でした。
いきなり就職活動をするのは難しかったと思います。
就労移行支援で、
- 通勤練習
- 資格勉強
- 面接準備
を行えたことで再就職につながりました。
就労移行支援はこんな人に向いている
- 長期間働いていない人
- 生活リズムを整えたい人
- 就職活動に不安がある人
- 精神疾患から社会復帰を目指す人
- 一人で就職活動するのが不安な人
まとめ|就労移行支援は人によって意味がある制度
就労移行支援が「意味ない」と言われる理由には、
- 就職できない人もいる
- 事業所によって差がある
- 利用者との相性がある
といった背景があります。
しかし私自身は、就労移行支援を利用したことで社会復帰につながりました。
大切なのは、
「就労移行支援が意味ないかどうか」ではなく、自分に合った事業所を選べるかどうかです。
気になる方は、まず見学や体験利用から始めてみることをおすすめします