私は40歳でうつ病が再発し、会社を退職しました。
退職後は自宅に引きこもる生活が約13か月続き、「もう一度働けるのだろうか」と不安な毎日を過ごしていました。
そんな私が社会復帰への第一歩として選んだのが、就労移行支援でした。
この記事では、私が就労移行支援に通うことを決めた理由や当時の状況について体験談としてお伝えします。
同じように、
- うつ病で退職した
- 無職期間が長くなっている
- 働きたい気持ちはあるけれど自信がない
という方の参考になれば幸いです。
就労移行支援の制度全体について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
退職後は働く自信を完全に失っていた

何度も休職を経験していた
私は34歳で適応障害、36歳とうつ病、38歳とうつ病再発を経験しました。
その後転職しましたが、40歳のときに再びうつ病が悪化し、休職を経て退職しました。
退職直後は、
- とにかく疲れ切っていた
- 何も考えたくなかった
- 朝起きる理由も見つからなかった
という状態でした。
会社員時代は当たり前だったことが全くできなくなり、自分自身に強い無力感を抱いていました。
無職期間が長くなるほど不安は大きくなった
最初は「少し休めば元気になるだろう」と考えていました。
しかし実際には思うように回復せず、気が付けば無職期間がどんどん長くなっていきました。
周囲の人たちは働いているのに、自分だけが取り残されているような感覚もありました。
再就職への不安
特に不安だったのは、
「本当にまた働けるのか」
ということでした。
私はうつ病による休職と復職を何度も経験していました。
そのため、
- また再発したらどうしよう
- フルタイム勤務に耐えられるだろうか
- 面接で病歴をどう説明しよう
といった不安が頭から離れませんでした。
社会復帰したい気持ちはあった
働く自信はありませんでしたが、「このままではいけない」という気持ちもありました。
家族のためにも再び働きたいと思った
私には妻と娘がいます。
家族は私を責めることなく支えてくれました。
だからこそ、
「いつか必ず働けるようになりたい」
という気持ちが強くなりました。
少しずつ体調が安定してきた
主治医の診察を受けながら療養を続けた結果、少しずつ体調が安定してきました。
ただし、
- 毎日決まった時間に活動する
- 長時間集中する
- 人とコミュニケーションを取る
といったことにはまだ不安がありました。
そこで私は、
「いきなり就職するのではなく、段階的に社会復帰する方法はないか」
と考えるようになりました。
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👉 「主治医から寛解と言われた日|私が再就職活動を始めたタイミング」
就労移行支援という制度を知った
社会復帰の方法を調べる中で知ったのが就労移行支援です。
就労移行支援とは
就労移行支援は、障害や精神疾患のある人が一般企業への就職を目指すための福祉サービスです。
主な支援内容は、
- 生活リズムの改善
- パソコン訓練
- ビジネスマナー
- 面接練習
- 就職活動支援
などです。
詳しくは「40代無職から社会復帰した私の就労移行支援ガイド」の記事も参考にしてください
私が魅力を感じたポイント
私が魅力を感じたのは、
「いきなり働かなくてもよい」
という点でした。
就労移行支援では、
- 通所する
- 勉強する
- 人と交流する
- 就職活動をする
という流れを通じて、少しずつ働く準備ができます。
当時の私にとっては非常に大きな安心材料でした。
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👉「就労移行支援とは?利用から就職までを体験者が解説【40代で社会復帰した実例】」
👉「就労移行支援の選び方|失敗しない7つのポイント【体験談あり】」
👉「体験談】就労移行支援で資格取得した話|再就職に向けて勉強したこと」
私が就労移行支援に求めていたこと

就職前に生活リズムを整えたかった
会社で働くためには、
- 朝起きる
- 外出する
- 一定時間活動する
という習慣が必要です。
私はまずその土台を作りたいと考えていました。
集中力を取り戻したかった
面接では、
「無職期間に何をしていましたか?」
と聞かれる可能性があります。
私はその答えとして、
「資格取得の勉強をしていました」
と言える状態を目指していました。
会社勤務を想定した訓練をしたかった
実際の職場では、
- 長時間座って作業する
- 集中力を維持する
- 決められた時間に行動する
ことが求められます。
私は資格勉強を通じて、その練習をしたいと考えていました。
私がココルポートを選んだ理由
自習時間を確保しやすかった
複数の事業所を見学しましたが、最終的に私は就労移行支援事業所ココルポートを選びました。
「就職経験がない」「ブランクがある」方もOK!就労移行支援Cocorport
自由度が高かった
ココルポートは比較的自由に一日のスケジュールを組める環境でした。
私は資格取得の勉強時間を確保したかったため、この点が大きな決め手になりました。
自分のペースで通所できた
当初は毎日通う自信がありませんでした。
しかし段階的に利用日数を増やせる仕組みがあり、安心してスタートできました。
見学時の雰囲気が良かった
支援員の方の対応も丁寧で、利用者の方々も落ち着いた雰囲気でした。
「ここなら通えそうだ」
と感じたことを覚えています。
就労移行支援は社会復帰への大きな一歩だった

振り返ると、私にとって就労移行支援は社会復帰への大きな転機でした。
もし利用していなければ、
- 生活リズムの改善
- 資格取得
- 就職活動の準備
- 働く自信の回復
はもっと時間がかかっていたと思います。
もちろん就労移行支援に通えば必ず就職できるわけではありません。
しかし、
「一人で社会復帰を目指すのは不安」
という人にとっては、大きな助けになる制度だと感じています。
通うことで自信を取り戻せた
最初から再就職を目指していたわけではありません。
まずは、
- 外出する
- 勉強する
- 人と話す
ことから始めました。
少しずつできることが増え、
自信も戻っていきました。
結果として再就職につながった
就労移行支援での経験は、
その後の就職活動にも役立ちました。
現在は精密機器メーカーで働いています。
もちろん簡単な道のりではありませんでした。
それでも、
就労移行支援に通ったことは社会復帰の大きな転機だったと思います。
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👉「体験談】就労移行支援で資格取得した話|再就職に向けて勉強したこと」
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まとめ
私が就労移行支援に通った理由は、
「いきなり就職する自信がなかったから」
です。
しかし、
- 生活リズムを整える
- 集中力を取り戻す
- 資格取得に挑戦する
- 就職活動の準備をする
という段階を踏んだことで、社会復帰につながりました。
もし今、
「働きたいけれど自信がない」
と悩んでいるなら、就労移行支援という選択肢を知るだけでも大きな一歩になると思います。
実際に利用する事業所を選ぶ際は、複数の事業所を比較することが大切です。
私の就労移行支援の体験談は、以下の記事で紹介しています。